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電車で居眠りして失敗した昔~の10

こういうバカな経験ができたのも、まだ若い独身サラリーマンだったからで、さすがに家庭を持つようになってからは、ここまでの失敗はなくなった。
とは言うものの、全くなくなったわけではなくて、このあとも新幹線通勤の時代に朝(!)の居眠りで、高崎駅で降りるはずが上毛高原駅まで行ってしまって、会社に遅刻したりした。
だが、やっぱり独身時代と違って、終電がなくなって利用するタクシー代の○万円という出費が痛いから、酔って帰る時の油断は大いに減ったのだった。
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電車で居眠りして失敗した昔~の9

「どこか泊まれるところはありませんか」と刑事に聞くと、「そこで寝たら」と言われたのは、入口に近い受付カウンターの前に置かれた畳敷きのベンチシートだった。
しょうがないから、留置場よりはましかと思って、山手線の始発が動き出す時間まで、畳敷きベンチに横になっていたのだった。
実にコリゴリだったのだが、それでもあいかわらず懲りずに、その後も何回か電車で寝過ごした。
もっとも、さすがにバッグはしっかり抱き抱えて寝るようにはなった。

電車で居眠りして失敗した昔~の8

鉄道公安官から大崎警察署の刑事に引き継がれた後、スリの被害者としてダラダラと調書を取られた。
背後から別の刑事が犯人のスリを怒鳴りつける大声が聞こえてきて、まったくこれは警察物のテレビドラマのロケかと思えるような状況だった。
刑事が書き終えた調書を確認し、財布を返してもらって解放された頃には、もう3時を回っていた。

電車で居眠りして失敗した昔~の7

鉄道公安官の言うには、スリたちはボクを狙ってほぼ一周近く、他に乗客がほとんどいなくなるまで待っていて、犯行に及んだらしい。
公安官たちはその前からずっと彼らを見張っていたのだから、ボクは格好の囮(おとり)にされていたというわけだ。
調書を取られるには遅すぎる時間だったけれど、どっちにしたってその電車は大崎止まりで、もう家まで帰る電車はないから、のこのこと鉄道公安官とスリたちと一緒に大崎警察署まで行く羽目になった。

電車で居眠りして失敗した昔~の6

要するに二人組のスリが寝ているボクのバッグから財布を捕ったところを、現行犯逮捕されたところだったのだ。
まだ国鉄民営化以前だったので、捕まえたのは鉄道公安官だったのだが、その公安官が「これから大崎警察署で調書をとるから協力してください」と言う。
時計を見ると0時を回っていて、なんのことはない10時前に高田馬場から乗って、居眠りしている間に山手線を2周半もしていたのだ。

電車で居眠りして失敗した昔~の5

独身の頃には、電車で寝込んでいる間にスリにあったこともある。
このときは高田馬場から10時前に山手線に乗ったのだが、まだ早いからと油断して居眠りし、ふと気がつくと目の前で二人の男が取っ組み合いしている。
なにごとかと驚いていると、一人が手錠を取り出してもう一人にガチャリとかけたので、ますます驚いた。
気がつくと同じ車内のはじっこで、もうひと組の男たちが、やはり捕り物劇を演じていた。

電車で居眠りして失敗した昔~の4

同じように途中駅止まりの終電に乗った客が、大勢タクシー乗り場に並んでいる。
するとそこへあやしげなオニイサンがやって来て、「我孫子方面○○○○円」とか言いながら手招きする。
他の待ち客がその声に誘われるのにつられて、一緒についていき、相乗りの白タクの乗客となった。
その頃(1970年代のことだ)だって白タクはもちろんタクシーの相乗り勧誘は違法なのだが、背に腹は代えられないから、内心ビクビクしながら利用したのだった。

電車で居眠りして失敗した昔~の3

寝ている間に終点と乗車駅とを行ったり来たりして、乗っていた電車が終電になってしまっていることもたびたびあった。
こうなると、電車が途中駅止まりになり、降りるべき駅までたどり着けずに降ろされてしまう。
しょうがないから、あとはタクシーということになる。
だが、駅を出ると決まってタクシー乗り場は長蛇の列である。

電車で居眠りして失敗した昔~の2

帰宅の電車で寝過ごしてしまうのは、たいがいの場合、終電ではなくて、その1・2本前か、ときにはかなり余裕のある時間の電車である。
終電ではないからという気の緩みがそうさせるのだろうか。
これで、ただの乗り越しならいいのだが、ときどきぐっすりと寝こんでしまうものだから、終点まで行って折り返し、家とは逆方向に走っているときに目が覚めたりする。

電車で居眠りして失敗した昔~の1

サラリーマン時代の通勤の話と言えば、いくつも失敗がある。
大半はまだ若い独身時代に、酔った帰りの電車内で居眠りをしたための乗り越しである。
昔の同僚の中には、まだ上越新幹線のない頃に上野発の普通電車で新潟まで行ってしまったのや、総武線で三鷹-千葉間を2往復半してしまったのもいた。
恥ずかしながら、ボクも山手線を2周半したり、常磐線快速の上野-取手間を1往復以上したりという失敗をしている。

新幹線通勤もまた楽し?~の12

結局数十頁読み進んだだけで、勉強のための専門書は本棚の飾りに成り果て、せっかくの読書時間は、文庫本と漫画雑誌を読みふけるのに浪費されただけだった。
せっかくと言えば、この長距離通勤の時期に、ボクはそれまでの喫煙量が激減していたのだが、煙草代が節約された分を、毎週買う漫画雑誌で帳消しにしていたのだから、これももったいない話だ。

新幹線通勤もまた楽し?~の11

ところで往復約5時間、1年間で1200時間を通勤だけのために浪費するのは実にもったいない。
都内からの逆コースで新幹線も座って行けるから楽だ。
そこで、電車の中で少し将来のために勉強でもしようと思って、バカなことに、ある国家資格取得のための分厚い専門書をいきなり3冊も買ってみた。

新幹線通勤もまた楽し?~の10

残業をほどほどにする点では良かったのだが、同僚たちと帰りに一杯やるのは不自由だった。
まだ気分はこれからという時間に「そろそろ終電だ」と席を立つのは、酒好きとしてはちょっとつらかった。
おまけにこのときの同僚たちは、男女を問わず実に飲むのが好きな連中が多かったから、その点でも残念ではあった。

新幹線通勤もまた楽し?~の9

たとえ周りが心配しなくとも、9時半には会社を出なければ、新幹線の最終に間に合わなくなるから、深夜残業は全くなくなり、労働時間はぐっと減った。
本社勤務の頃は、ずいぶんと残業代を稼がせてもらうのと引き換えに、べらぼうな残業時間でへとへとになっていた。
それが転勤で管理職扱いの身分になって、定額の管理職手当をもらうだけになったから、最近問題にされている「サービス残業」というやつが少ないに越したことはなかった。

新幹線通勤もまた楽し?~の8

さて実際に赴任してみると、上司は毎日のように「遠いんだから早く帰れ」と残業するボクに声をかける。
残業がちょっと遅くまでになると、同僚も「終電だいじょうぶなんですか?」心配そうにしてくれるから、おかげで周囲が残業しているのに先に帰ることに心が痛む、ということはなくて済んだ。

新幹線通勤もまた楽し?~の7

そんなこんなで新幹線と在来線との差額分の自己負担は痛いと思ったけれど、子供の進学だの二重生活だのという、転勤族の苦労を少しでも回避したかったのだった。
しかし実に幸運なことに、新幹線通勤が次第に社会的に認知されはじめた時期だったので、転勤した2ヶ月後には会社の規定が改訂されて、遠距離通勤者には新幹線定期代を認めるようになった。
結局、新幹線分の自己負担は4ヶ月で約13万円也で済んでしまった。

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